h.

PERIOD makes period

平成7年(1995年)の出来事:Windows95発売 | PERIOD Tシャツ デザイン

反射する素材について

平成7年、1995年11月23日。
マイクロソフトが「Windows95」を日本で発売開始しました。 Windows95から、GUIカラー画面が開始し、これまでマニア向けのものだったコンピューターが世の中に普及する先駆けとなりました。 さらに、ネット接続も搭載されており、今や当たり前となったインターネットもWindows95を皮切りに、爆発的に進んでいったのでした。


当時、Windows95のグラフィックカードでは、SVGA(Super Video Graphic Array)と呼ばれる、 256色の色までしか表現することができませんでした。 現在、標準的に使われる8bitのRGBでは、 1色あたり2の8乗の256色まで表現することができ、赤、緑、青それぞれ合わせると1,677万7,216色の表現が可能です。 さらにMacのRetinaディスプレイでは10bitカラーにまで対応し、色数は10億7,374万色に及びます。 単純計算で、Windows95当時の420万倍の色が表現できるようになったのです。


平成7年のタグデザインは、コンピューターの内部をイメージしています。 金属質で反射素材のコンピューター内部は、白「RGB(255,255,255)」に近い色から、黒「RGB(0,0,0)」に近い色まで、幅広い明度の色を用いて表現し、部分的に眩しい色彩が出るよう意図しています。 配線には原色に近い赤、黄色を。その他の要素にはその補色である青系統の色を彩度を抑えて使うことで、全体の色彩バランスを保ちつつも、人工的な印象が残るよう意図しています。

Commented by : Yuki Tajima

H07詳細